顕微鏡でのぞくとクルクルっとしたらせん形をしています。
その形からラテン語の”ねじれたもの”とか”らせん”を意味する”Spira”(英語ではSpiral)がスピルリナの語源になっています。
スピルリナが藻類(そうるい)として発見される以前から、自生していた湖(アフリカやメキシコの塩湖)の周辺に住む原住民はスピルリナを食糧としてパンやスープにして食べており、古くから今日に至るまで数千年間スピルリナを食糧として利用する習慣が受け継がれて日常食になっていったという記録があります。
現在スピルリナは健康食品として、日本をはじめ米国、欧州、オセアニア、アジア各国の人々の健康管理に役立っています。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、γ-
リノレン酸、クロロフィル(葉緑素)、さらに一般的なサプリメントにない核酸、酵素、フィコシアニンなど、健康の維持・増進にはたらく成分が含まれています。
スピルリナと一口に言っても数十種類の株があり、それぞれ消化吸収率や安全性、有用性が異なるといわれています。数あるスピルリナの中から当社の扱う種類をDICスピルリナとし、大学や病院、公的機関などで研究を重ね、安全性や有用性を確認しています。
スピルリナは、WHO(世界保健機関)から興味深い食品であり、豊かな鉄分・たんぱく質が含まれ、子供たちに提供することができるとのコメントが寄せられました。DICスピルリナはチェルノブイリの子どもたちや、栄養失調に苦しむクロアチア難民の子どもたちにも送られました。
DIC株式会社は1970年代からスピルリナの研究を手がけ、世界初の商業規模での管理培養による量産化に成功しました。
この事業を継承する当社は、ISO(品質保証の国際規格)・HACCP(総合衛生管理製造システム)・GMP(適正製造規範)などをクリアしたDICグループの工場でスピルリナを生産し、国内での製品化まで一貫した品質管理体制をしいています。