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料理・レシピ

キレイのためのグリーンスムージー

野菜や果物の栄養を、手軽にたっぷり摂れるスムージー。一過性のブームで終わらず、美容や健康への意識が高い層を中心に、定着した感があります。街ではスムージースタンドも見かけますし、カフェなどでは定番メニューに。コンビニやドラッグストアに行けば、飲料メーカーのスムージーがずらり。野菜不足やダイエットを気にする人に限らず、もはや食生活の一部になったと言っても過言ではないかもしれません。そんなスムージーのなかでもグリーンスムージーは、ポイントを押さえれば、「キレイ」をかなえる頼もしいビューティドリンクだと知っていましたか? さあ、そのポイントとは!?

キレイのためのグリーンスムージー

食べるものがあなたを作る ~You are what you eat~

“You are what you eat”とは、「食べるものがあなたを作る」ということわざです。その言葉のとおり、人の体を作る原料となるのは、食べ物に含まれる脂質やたんぱく質など。ですから、健康な体のためには、良い食事が必要です。偏った食生活は、栄養不足だけでなく、生活習慣病の原因にもなり得ます。

カロリー過多、野菜不足といった食事の偏りを気にする現代人にぴったりはまったのが、そう、スムージーです。野菜や果物を皮ごと、加熱せずに使うことで、ビタミン、ミネラル、食物繊維など豊富な栄養素を逃さず摂れ、最近話題の「美活」や「腸活」をサポート。しかも、野菜メインで作ればカロリーや糖質を抑えられるので、食べ過ぎた翌日の朝食のリセットメニューとしても、糖質制限中のロカボメニューとしても超優秀。そのおいしさから、毎日のように飲む人も続出し、一大ブームを巻き起こしました。

グリーンスムージーってどんなもの?

辞書によると、スムージーとは「凍らせた果物や野菜をミキサーでジュースにしたシャーベット状の飲料」と定義されています。凍らせてからミキサーで粉砕・攪拌するのが正式なレシピなのですね。ただ、フレッシュな野菜や果物を粉砕・攪拌したものでも、スムージーとして扱われているようです。内臓を冷やさないという点では、シャーベットよりも常温に近いスムージーのほうが優れているといえます。

一方、グリーンスムージーとは「緑黄色を中心に生の野菜・果物と水をジューサーミキサーで砕いてジュースにした飲み物。美容と健康によいとの評判で2012年中頃に脚光を浴びた」(実用日本語表現辞典)とあります。「緑の野菜だけで作るもの」と定義することもあるようです。ただ、緑の野菜オンリーだと、言わば昔の青汁。慣れていないとかなり飲みづらそうですが、果物やハチミツを加えると多くの人が好む味になります。お好みに合わせてアレンジしていけるのも、スムージーの魅力です。

キレイを応援するレシピ

旬のものは栄養価が高くて、味が濃く、新鮮でおいしいですよね。スムージーにも、旬の野菜や果物を使用するのがおすすめです。冬は葉野菜の季節ですし、グリーンスムージー作りにはぴったり!

<グリーンスムージーの基本>

下記の材料のなかから、旬の葉野菜とお気に入りの果物を組み合わせて、自分好みのレシピを探してみましょう! もちろん、ほかの材料を加えてみてもOKです。

●基本の材料
葉野菜:小松菜、ほうれん草、ケール、レタス、ルッコラ、セロリの葉、春菊など
果物:バナナ、リンゴ、キウイ、アボカド、ベリー類、レモン、ライムなど
バジル、ミント、パセリなどのハーブや、ハチミツをお好みでプラス

●基本のレシピ
小松菜、リンゴ、バナナを適当な大きさにカットし、レモンをギュッとしぼった果汁を加えてミキサーにかける。

<季節のおすすめグリーンスムージー>

●春
旬のアスパラガスと、キウイ、リンゴを適当な大きさにカットしてミキサーにかけ、イチゴを飾る。

●夏
旬のゴーヤとパイナップルを適当な大きさにカットしてミキサーにかけ、お好みでハチミツをたらす。

●秋
旬のルッコラとニンジン、アボカドを適当な大きさにカットしてミキサーにかけ、きなこをトッピング。

●冬
旬のキャベツとほうれん草を細かく刻み、適当な大きさにカットしたリンゴを加えてミキサーにかけ、すりおろしショウガをトッピング。

そして、グリーンスムージーの気をつけておきたいポイントはこちら。

<注意したい点>

  • 栄養の偏りを防ぐため、レシピはときどき変える。
  • 糖質を摂り過ぎないように、果物の割合を増やし過ぎない。
  • ダイエット目的の場合は、でんぷん質の多い野菜×果物(糖質が多い)の組み合わせはNG。
  • 常温で、ゆっくり飲む。
  • たんぱく質や脂質も意識して摂取する。

とくにポイントなのが、野菜と果物だけでは補いきれない栄養素を摂取すること。なかでも、たんぱく質や脂質は、健康な体のもととなるので意識して摂るようにしましょう。そこで、スムージーにプラスするのにおすすめなのが、スピルリナ。スピルリナ100g中には、なんと67.5gものたんぱく質と、6.9gの脂質が含まれています。もちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富。栄養価が非常に高いスーパーフードなのです。スムージーに加えれば、手軽においしく摂取できますね。

●スピルリナグリーンスムージー
スピルリナパウダーと、適当な大きさに切ったアボカド、バナナ、キウイ、それにお好みの柑橘類をギュッとしぼった果汁を加えてミキサーにかける。

スムージーを作ったら、酸化してしまわないうちに飲みきりましょう。あなたのキレイを応援するビューティドリンク、いろいろと試して、オリジナルのお気に入りレシピを見つけてみては。


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