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スピルリナとは

スピルリナとは

スピルリナとは

スピルリナは約30億年前に誕生し、高温・強アルカリという環境で育つ生命力の強い“藻”。
バランスに優れた栄養成分等が注目されて、幅広い分野で利用されています。



スーパーフードの王様とも呼ばれている「スピルリナ」って何?

スピルリナは、約30億年前に地球に誕生した最古の植物と言われている食用藍藻の一種です。
顕微鏡でのぞくとクルクルっとしたらせん形をしており、その形からラテン語の”ねじれたもの”とか”らせん”を意味する ”Spira”(英語ではSpiral)が語源になったと言われています。
スピルリナは50種以上の健康・栄養バランスをもつスーパーフードの王様とも呼ばれています。そのバランスに優れた栄養成分等が注目され、

1) 栄養補助食品の素材
2) 食品の素材
3) 食品の色粉
4) 動物用の餌
5) 化粧品

など幅広い分野で利用されており、今では世界で最も多く生産される藻類に位置付けられています。
世界で最も多く生産されている「藻類」スピルリナ
スピルリナSpirulina (Arthtrospira) platensis
分類学上の位置 藍藻類/紐子目/ユレモ科/スピルリナ属

世界で初めてスピルリナの量産化に成功

DICは、1970年にスピルリナの研究を開始し、1977年には世界で初めて管理培養下でのスピルリナの量産化に成功しました。
DICは、スピルリナ事業のパイオニアとして、実に50年以上も研究を重ねています。
世界で最も多く生産されている「藻類」スピルリナ
スピルリナ原末



スピルリナの優れた栄養バランス

スピルリナの優れた栄養バランス


50種以上の健康・栄養成分を持つ理想的なバランス食!

アミノ酸
イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、シスチン、フェニルアラニン、チロシン、スレオニン(トレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、アルギニン、アラニン、アスパラギン酸、 グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン
ビタミン
β-カロテン(プロビタミンA)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸
炭水化物
糖質、食物繊維
ミネラル
鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リン、銅、マンガン、亜鉛、コバルト、イオウ、クロム
脂質
リノール酸、γ-リノレン酸
その他健康成分
イノシトール、フィコシアニン、 ゼアキサンチン、クロロフィルa、核酸、SOD など
その他の健康成分

日本初!スピルリナ由来のうるおい成分 フィコシアニン

スピルリナには鮮やかな青色素で、スピルリナの
主要たんぱく質であるフィコシアニンが含まれます。
フィコシアニンは抗酸化作用を持つことが知られていましたが、
DICでは、ヒト臨床試験を実施し、肌のバリア機能(保湿力)を
高めて肌のうるおいを守る効果があることを確認しました。
※スピルリナ由来の成分を機能性関与成分とする機能性表示は日本初。

★新情報★ 今話題のエルゴチオネイン高含有

エルゴチオネインは、キノコなどの菌類や一部の細菌が合成するアミノ酸の一種で、抗酸化作用を持つ天然物質です。ヒトは体内で合成できないため、食品から摂取する必要があります。エルゴチオネインは体内に長く蓄積するため、毎日少量ずつ摂取することで、健康の維持に役立ちます。強力な抗酸化作用を持ち、美容や健康への効果が期待されている注目成分です。

DICスピルリナに多く含まれる「エルゴチオネイン」

エルゴチオネインはタモギタケなどのキノコに多く含まれることが知られていますが、最近の研究では、DICスピルリナにもエルゴチオネインが多く含まれることが分かってきました。

エルゴチオネイン含有量(分析例)DICスピルリナは100g中150mg含有のグラフ 一般財団法人日本食品分析センター分析値 出典:貫名 学,今月の農業1月号 2009,39-43

スーパーフードの王様 スピルリナ
カリフォルニアの美と健康の知恵「スーパーフード」とは

海外のセレブリティの間ではすでにおなじみのスーパーフード。
スーパーフードとは、栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品。
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品。
また、一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、 料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ食材を意味します。(スーパーフードの定義より)

スピルリナは、数あるスーパーフードの中でも『プライマリースーパーフード10』にも選ばれているスーパーフードの代表格です。
プライマリースーパーフード10
チェック スピルリナ
チェック プロッコリー
スーパースプラウト
チェック カムカム
チェック ヘンプシード
チェック クコの実
チェック カカオ
チェック チアシード
チェック アサイー
チェック マカ
チェック ココナッツ
出典:一般社団法人日本スーパーフード協会
プライマリースーパーフード

スピルリナの特徴

特徴1 : アミノ酸バランスのとれたたんぱく質が豊富
たんぱく質が55~70%と豊富に含まれています。たんぱく質が多いといわれている食品のたんぱく質の含有率を参考までに示しますと、豆腐5%、牛乳3%、プロセスチーズ23%、牛ひき肉19%で、スピルリナが高いたんぱく質含有率をもつことがわかります。

特徴2 : 食物繊維を約4〜8%含有
食物繊維とは消化酵素で消化されにくい多糖類の総称です。スピルリナの食物繊維は約4~8%で、その約40%以上は水溶性難消化性多糖類です。

特徴3 : クロロフィル、カロテノイドやフィコシアニンなどの植物性色素を含有
スピルリナに含まれる色素は大きく分けると3種類で、クロロフィル(葉緑素)、β-カロテンやゼアキサンチンなどのカロテノイド系色素、スピルリナ特有色素フィコシアニンです。これらの色素はそれぞれ緑色、橙黄色、青色ですが、まざるとスピルリナ独特の濃緑色を呈します。β-カロテンは、プロビタミンAとしてビタミンAの栄養機能が知られています。フィコシアニンは鮮やかな青色を呈することから、ガム、冷菓などに青色をつける植物由来の青色素として利用されています。

特徴4 : β(ベータ)-カロテンが豊富、ビタミンB群などの補給にも
β-カロテン(体内で必要に応じてビタミンAに変わるビタミンA予備軍、プロビタミンAともよばれる)は、スピルリナの1日摂取目安量4g(通常20粒に相当)で約7mg摂取することができます。β-カロテンは、ビタミンAのような過剰摂取の弊害は知られていません。 また、スピルリナにはビタミンB1、B2、B6なども含まれます。

特徴5 : 鉄・カルシウムなどミネラルの補給に
スピルリナには、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、亜鉛、コバルトなど多種のミネラルが含まれています。しかし、海草に多いヨウ素(ヨード)は、スピルリナからは検出されませんので、ヨウ素(ヨード)制限されている方も召しあがれます。

特徴6 : 多価不飽和脂肪酸のγ(ガンマ)-リノレン酸を含有
リノール酸、アラキドン酸とともに必須脂肪酸の一種であるγ-リノレン酸は他の藻類と比較しても多く含まれています。γ-リノレン酸は体内で代謝され、重要な働きをするプロスタグランジンに変化します。

特徴7 : 消化吸収率が95%と高く、内容成分が利用されやすい
食べた栄養成分は消化され吸収されて初めて栄養素としての価値が出てきます。 スピルリナは細胞壁が薄く壊れやすいため、細胞壁を破砕する処理をしなくても95%の消化吸収率を示すことが動物試験で確かめられています。

特徴8 : スピルリナは野菜などと同じアルカリ性食品
野菜などのアルカリ性食品と、肉や魚などの酸性食品をバランスよく食べることが、健康のためには大切です。多忙な現代人は、酸性食品に偏った食事になりがちです。スピルリナはアルカリ性食品に分類され、加工食品や高脂肪食品の利用が多い方にもおすすめです。

スピルリナ原末の内容成分分析例(100g中)

一般成分
熱量 378kcal
たんぱく質 67.5g
脂質 6.9g
糖質 8.4g
食物繊維 6.1g

脂肪酸
γ-リノレン酸 1.42g
リノール酸 1.20g

その他
クロロフィルa 1,160mg
フィコシアニン 8,200mg
ゼアキサンチン 122mg
イノシトール 76mg
エルゴチオネイン 150mg
ビタミン
ビタミンA(レチノール当量) 21,100μg
B1 3.39mg
B2 3.82mg
B6 0.99mg
ナイアシン当量 33.0mg
葉酸 0.11mg
パントテン酸 1.58mg
ビオチン 23.6μg
E 12.3mg
K1 1,200μg
K2 50μg
ミネラル
カルシウム 194mg
リン 963mg
49.4mg
ナトリウム 670mg
カリウム 1.74g
マグネシウム 292mg
亜鉛 1.83mg

スピルリナ原末の内容成分



スピルリナが持つ美しく鮮やかなフィトケミカル

野菜や果物が自分自身を太陽の紫外線などから守るためにもつフィトケミカル(ファイトケミカル)には、優れた有用な作用があり、私たちの体の中でも同じような働きが期待されていると言われています。 人間に欠かせない炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に加え、第6の栄養素と言われる食物繊維。さらに「第7の栄養素」として近年注目を浴びているのがフィトケミカルです。

スピルリナも人間の体の働きに欠くことのできない色素、フィトケミカルを持っています。
カラフル色素

【青】 <フィコシアニン>
藍藻類が持つ光合成に関与する色素の1つで、スピルリナの主要たんぱく質です。 鮮やかな青色を呈します。 貴重な植物由来の食用色素として冷菓・氷菓・ガム・キャンディー・わさびなどに利用されています。

【黄】 <β-カロテン>
カロテノイド系色素です。体内で必要な時にビタミンA(レチノール)に変化します。 にんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜にも多く含まれます。
【黄】<ゼアキサンチン>
カロテノイド系色素です。とうもろこし、ほうれん草、マンゴー、鶏卵などにも含まれる黄橙色の色素です。

【緑】 <クロロフィル>
植物の光合成に不可欠な緑色色素です。 光エネルギーの化学エネルギーへの変換(ATP、GTPなど高エネルギーリン酸化合物の生成)に重要な役割を果しています。

【スピルリナ熱水抽出物】
独自の技術でスピルリナから熱水抽出された成分を精製濃縮したものを“スピルリナエキス”と呼んでいます。
スピルリナエキスの主な成分は、多糖や核酸などの水溶性の健康成分です。
多糖を高濃度に含有するこのスピルリナエキスは非常に注目されている素材の一つです。



長い食経験のあるスピルリナ

食品としての歴史は古く、フランス人ダンガードらは、1940年にアフリカ中央部のチャド湖東方にある村の市場で、チャド湖で収穫されたスピルリナが乾燥された状態で「ダイエ」という名前で売られ、食品として流通していることを紹介しています。
1967年11月には、エチオピアで開かれた国際応用微生物会議でその優れた栄養成分に関心が集まりました。その後、食品としての利用研究が進み、現在は管理された人工池で大量培養されています。
現在スピルリナは健康食品として、日本をはじめ米国、欧州、オセアニア、アジア各国の人々の健康管理に役立っています。
1927年 ドイツの藻類学者のドゥルピン博士がスピルリナを発見し命名
1962年 スピルリナがもつ豊富な栄養素に目をつけ、21世紀のたんぱく源の研究をしていたフランス国立石油研究所のクレマン博士がチャド湖からスピルリナを持ち帰り、たんぱく質としての研究を重ねる
1963年 スピルリナの栄養価について本格的な調査が開始
1967年 メキシコ微生物会議においてクレマン博士がスピルリナを世界に紹介。ついで同年にエチオピアで開催された国際応用微生物学会の国際会議で「スピルリナはたんぱく質が豊富である点からも将来の食糧として注目されるべきものである」と紹介し、研究者達の注目を浴び、国連がスピルリナの栄養評価に動き出す。
1968年 スピルリナが食糧源として日本へ紹介される
1970年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)がスピルリナ株の紹介を受ける
1971年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)培養研究開始
1977年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)工業的規模でのスピルリナの生産を開始(世界で初めて管理培養下でのスピルリナ量産化)



信頼と安心のDICスピルリナ

DICグループは、アメリカと中国海南島に自社のスピルリナ培養工場を保有しており、培養から製品まで責任をもって一貫生産しています。 すべての工程において厳しいチェックを繰り返し、確かな品質のものをお届けしています。


スピルリナってどこで育ってるの?

スピルリナの生育する湖は、高温・強アルカリという他の動植物が繁殖しにくい特殊な条件の下で、強い太陽光線をあびて育ちます。

『スピルリナの生育条件』
1) 強い太陽光線
2) 強アルカリ性の湖
3) 水温30~35度
スピルリナが自生しているエリア
スピルリナが自生しているエリア



動物も喜ぶ!?スピルリナ

東アフリカの湖のスピルリナは、世界最大数のピンクフラミンゴの生命を支える食糧源となっています。ピンクフラミンゴがピンク色をしているのは、スピルリナに含まれるカロテノイドという色素が関連しているのです。
実際、ピンクフラミンゴにみられるように、スピルリナを飼料に使うと金魚や錦鯉のうろこの深紅色がよりきれいになり、さらに、稚魚の死亡率を下げるとも言われており、今では鯉の品評会などに入賞するためには欠かせない栄養源だと言われています。
そんなことから、スピルリナは人間だけではなく動物にも嬉しい食品といえるでしょう。
動物も喜ぶ!?スピルリナ



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