日本語JP
DICヘルスケア事業
HOME > DICヘルスケアについて > 培養技術 Biotechnology

培養技術
Biotechnology

培養技術 Biotechnology

生産方法

スピルリナは特殊な条件で繁殖する緑の藻
スピルリナは、高温・強アルカリという他の動植物が繁殖しにくい特殊な条件の下で、強い太陽光線を浴びて育ちます。自然の繁殖力の中に、他の生物にない特性が隠されています。 これらの条件をいくつか満たしてスピルリナが自生している湖があります。

自社ファームについて
DICスピルリナの培養法は、人工池での光合成培養法で行われており、生産地は気候が温暖で、年間降水量が比較的少ない場所を選んでいます。


自社ファームの特性

  • 1977年に世界初の商業用スピルリナの量産に成功
  • 生産における全ての工程を自社ファームで一貫生産
  • 安全性、および有用性に優れた藻株のみを厳選
  • 残留農薬検査を徹底して実施(培養において農薬は不使用)
自社ファームの特性
自社ファームの特性
自社ファームの特性

産地へのこだわり

DICのグループ会社である「Earthrise Nutritionals, LLC」は、カリフォルニア州にあるカリパトリア地区に藻類の屋外プラントとしては世界最大規模(総面積18万㎡)のファームを保有し、スピルリナ研究のパイオニアとして常に高い品質を追い求め、培養・ろ過・脱水・乾燥に至るまで自社ファームで行なっている。世界中からスピルリナの良質な藻株を選定し、農薬を一切使わない自然の恵みを活かした培養を実施。FSSC22000、ISO9001(品質保証の国際規格)、HACCP(総合衛生管理製造システム)、GMP(適正製造規範)などの国際基準を満たす、徹底した品質管理のもとで製品化をしている。

Earthrise Nutritionals へ
アースライズ ニュートリショナルズ
アースライズ ニュートリショナルズ
アースライズ ニュートリショナルズ

「DICスピルリナ」はここが違う

安全性や有用性に優れた株だけを使用
スピルリナと一口に言っても数十種類の株があり、それぞれ消化吸収率や安全性、有用性が異なるといわれています。当社の扱うDICスピルリナは大学や病院、公的機関などで研究を重ね、安全性や有用性を確認しています。

子供たちにも送られた優れたスピルリナ
スピルリナは、WHO(世界保健機関)から興味深い食品であり、豊かな鉄分・たんぱく質が含まれ、子供たちに提供することができるとのコメントが寄せられました。DICスピルリナはチョルノービリの子どもたちや、栄養失調に苦しむクロアチア難民の子どもたちにも送られました。

徹底した品質管理のもと自社工場で一貫生産
1970年からスピルリナの研究を手がけてきたDIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)は、世界初の商業規模での管理培養による量産化に成功。 この事業を継承する当社は、ISO(品質保証の国際規格)・HACCP(総合衛生管理製造システム)・GMP(適正製造規範)などをクリアしたDICグループの工場でスピルリナを生産し、国内での製品化まで一貫した品質管理体制を敷いています。
「DICスピルリナ」はここが違う
「DICスピルリナ」はここが違う

良質なスピルリナとは

「スピルリナに求められる質の高さは、その地の気候に最も適した優秀な藻株を厳選、培養することであり、それには水質も深く関連します。その点においてアースライズ®社のスピルリナは基準値が高く、ミネラルの豊富なコロラド川がファームの水源となっているため、上質なスピルリナの培養が可能です。また、同分野において約40年もの間、研究を重ね、そのデータに基づきながら、スピルリナにとって適切な環境を整えているのが特徴と言えます。」
藻類学博士 DR.AMHA BELAY(アムハ ベレイ博士)

1965年に母国エチオピアの大学でスピルリナの研究をスタート。大学卒業後、イギリスに渡り博士号を取得。エチオピアに帰国後、国内の大学にて生物学の教授を務めた後、カリフォルニア州立大学に勤務し、1989年にアースライズ®に入社。2016年に退社後はアメリカ政府関係、国内の大学、アメリカ航空宇宙局のNASAとも提携し、生物学においての研究に従事している。
藻類学博士 DR.AMHA BELAY(アムハ ベレイ博士)
カリフォルニアでスピルリナを育てる理由
カリフォルニアでスピルリナを育てる理由
ページ最上部へ